留学中、なにもかもはじめてのことで緊張しながらも、ワクワクしながら毎日生活されることでしょう!ただし、ここはアメリカ、日本にいるときと同じように振舞っていると危険なことに身をさらしてしまうこともあります。ニュースでも、留学中に犯罪に巻き込まれた、なんてこと耳にすることがありますよね。自分がそんな目に遭わないためには、自分の身は自分で守ることが大切です。そこで、留学中の心構えとして、注意することをまとめました。
まずは、身の回り品と服装についてからです。
1.現金や貴重品は持ち歩かない
アメリカ人は、普段現金や貴重品を持ち歩きません。持っているのは、 ・クレジットカード ・銀行のATMカード ・免許証 ・現金20~50ドルくらい です。日本では、現金を使うことが多いので、常に何万円もお財布に入っている人が多いかもしれません。アメリカは、カード社会なので、コーヒーやガム1つでもカードで払う人が多いです。私も、現金しかダメな場合以外、現金をほぼ使いません。お財布には、$10~20ぐらいしかないことも多いです。ただし、大勢でご飯を食べに行ったりする場合に、割り勘でカードで払いにくい場合は、多めに現金を持っていくことがあります。クレジットカードも、2~3枚もっていても、財布に入れておくのは、常に1枚だけにしておきましょう。カードなら、失くしたらすぐにカード会社に連絡すれば、キャンセルしてもらえるので、安心です。
2.持ち物は肌身離さないこと!
日本だと、レストランやカフェなどで、席を確保するため、もしくは、ビュッフェスタイルで食べ物を取りに行ったりする場合に、座席にカバンなどを置いておいたりすることが多いですよね。アメリカでは、貴重品が入っているカバンは、絶対に自分の身から離さないようにしてください。ですので、小さいショルダーバッグやポシェットなどに貴重品などをいれておいて、その他のものをトートバッグに入れるなど分けておくと便利ですね。バスなどで通学する場合には、混んでいる場合には、バックパックやショルダーバッグでも常に自分の手で守っておきスリなどに遭わないように気を付けて下さいね。
3.ブランド品を身につけない!
日本では、ヴィトンやグッチなどブランドもののバッグを持っていても普通ですよね。アメリカでは、特に大学生などがブランドもののバッグを持っている人、、ほぼいないです。みなさん、カジュアルなバックパックやトートバッグで通学する人が多いです。高価なブランドものバッグや時計などのアクセサリーなどをつけていると、スリなどに目をつけられやすいので気を付けて下さいね。
4.露出度の高い服で学校に行かないこと
カリフォルニアでは、現地のほとんどの学生が、Tシャツにジーパンにビーサンといったカジュアルな服装の学生が多いです。トップスは、キャミソールやタンクトップなどを着てる人もいるかもしれませんが、あまりにもナイトクラブに行くような露出度が高い服で普段出歩くと、勘違いして寄ってくる男性もいるかもしれませんので、気を付けて下さい。何より、TPOを考えて服を選ぶことが大切です。 ・学校に出かけるときは、Tシャツやジーパンなどのカジュアル服 ・ドレスコードがあるパーティや高級なレストランに行くときは、品のあるドレス。 ・ナイトクラブやバーに出かけるときは、少し露出度が高めの服でもOK! ただし、ナイトクラブやバーに出かける場合でも、露出の高い服を着ていても、必ず行くときは、なにか羽織っていくなど外では露出しないようにしておくことが大切です。
次に、出かける際に気を付けることです。
5.知らない人の車には絶対乗らないこと
カフェやバーなどで、かっこいい男性から声をかえられて「今から二人で違うところに行こう」などと言われたらどうしますか? 絶対にその場で、知らない人について行ったり、その人の車には乗らないでくださいね。今までに、知らない人についていったばっかりに、レイプされそうになったりした学生を何人か知っています。日本でも知らない人にはついていかないですよね。アメリカの方が日本より安全じゃない!という意識で常に行動しましょう。声をかけられて、話も盛り上がりその人のことが本当に知りたいと思った場合は、まずは、連絡先を交換して、一度カフェでお茶してみるなどといったことからはじめてみてください。どうしても、これからじゃないとダメだ、などという人は、体目当ての誠実な人じゃないので、お断りしてください。本当にその方のことが信用できるまでは、送り迎えなどもお断りして、現地集合で、明るい時間帯に人が多くいる場所を選んでくださいね。
6.治安の悪いエリアには行かないこと
どのエリアに留学しても必ず治安の悪い場所というのがあります。渡米前に、留学カウンセラーに確認する、又は、語学学校のアドバイザーに初日に治安の悪いエリアについての情報を聞いておいてください。私は、現地に住んでいるのは、治安情報も熟知していますが、日本の多くの留学エージェントのカウンセラーは、留学経験はあっても、実際に学生が留学するエリアに行ったことがなく、エリアについては詳しくない方が多いので、そういう場合は、現地に到着してから、学校のアドバイザーに確認することをお勧めします。治安のいいエリアでも、人気がない通りなどは避けるようにしてくださいね。治安が悪いエリアは、肌で感じることができると思います。ホームレスが多かったり、ボロボロの車ばかり止まっているなど「ちょっと違う」と感じた場合は、すぐに引き返して下さいね。
7.暗くなってからの一人歩きは厳禁
いくら治安のいいエリアに留学しても、アメリカは基本車社会で、夜に歩いて出かける人はいません。外出は車で出かけるのが普通です。留学中、車を購入されない人も多いと思います。昼間は、バス通学で学校に行く人も多いかもしれませんが、暗くなってからのバスの乗車や一人歩きはしないようにしてください。どうしても夜出かける場合は、友達に車で迎えにきてもらったり、Uberなどのタクシーを利用するなどして下さい。夜歩いていたら、突然、すれ違った人に殴られて、貴重品を全部持っていかれた、なんてことも聞いたことがあります。
8.防犯ブザーやペッパースプレーは必要?!
7.の項目で暗くなってからの一人歩きはやめましょう!と書きましたが、どうしても、夜間クラスを取っていて、バス停から学校まで、もしくはキャンパス内を歩いて移動しないといけない場合は、防犯スプレーやペッパースプレーを持っておくと安心です。私が大学に通っていたときも、アメリカ人の友達は、右手にペッパースプレーを持って、左手に車の鍵を握りしめて移動してましたよ。アメリカでは、アマゾンやターゲットなどで、防犯ブザーやペッパースプレーが10ドルくらいですぐに手に入ります。
せっかくアメリカに来たのだから、ナイトライフも楽しみたい方も多いと思います。最後に、ナイトクラブやバーに出かける際の注意点を挙げておきますね。
9.お酒を置きっぱなしにしない!
バーやナイトクラブ、パーティに出かけて、お酒を飲むこともあると思います。その際に気を付けることは、自分のお酒を置いたままテーブルを離れないことです。自分が見ていない間に、睡眠薬や違法ドラッグを混入され、犯罪に巻き込まれることもあります。アメリカでは、これを”Drink Spiking “と言います。自分の飲み物は、自分で購入した場合は、目の行き届くところにおいておく、又は、お手洗いなどに行く場合は、友人にみてもらっておいて下さい。他の男性が、「お酒を買ってあげるよ」といってきた場合も、必ずバーカウンターまでいっしょに行って、その方がドラッグなどを入れないことを確認してください。そこまで?!と思う方もいるかもしれませんが、どこでどんな悪い人がいるかわかりませんので、注意しすぎるくらいでちょうどいいと思います。そして、お酒が大丈夫でも、泥酔してしまって、気が付いたら男性の部屋に、、なんてこと、絶対おこらないようにしてくださいね。
10.ドラッグパーティに参加しないこと!
大学生の中にも、マリファナなど常用してる人がいます。そしてそういう方は、パーティを開いて、マリファナなどを使用することがあります。私が大学生時代住んでいた大学の寮でも毎週のように一部の人でマリファナパーティといったものが開催されていました。私は、一度も参加しませんでしたが、しょっちゅう開かれていたため、マリファナの匂いがわかるようになり、部屋の前を通って匂いがすると、またやってるのか、という感じでした。社会人になると、もっと悪質な違法ドラッグを使用するパーティやイベントなどもあったりするので、個人が開催するパーティにも必ず注意を払って下さいね。パーティに行くときは、必ず何人かのグループで行くことをお勧めします。パーティについて、なにかちょっと怖い、と感じた場合は、グループだと断りやすいですし、みんなで守り合うことができます。
11.最後に
色々怖いことを書いて、皆さんを怖がらせてしまったかもしれませんが、先ほども書きましたが、注意しすぎるくらいで、ちょうどいいと思います。私も、15年以上アメリカに住んでいますが、いまだに怖い目にあったことは一度もありません。それは、上記のルールを常に守っていたからだと思います。ただし、守っていない友達からは、本当に怖い話もたくさん聞きました。皆さんには、留学中怖い目にあってほしくない、というそんな思いで、こちらの記事を書きました。自分の身を守るのは自分しかいません。トラブルなしの楽しい留学生活にしましょう!
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